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【profile】

  Born:HOKKAIDO
  
  Birth:March 6th
  
  Blood Type:B


【favorite artist】

  Blondie / Lauryn Hill
  
  THE CRANBERRIES / The Corrs

  Natalie Imbruglia / FAITH HILL

  吉田 美奈子 / Annika Sorenstam

  宮崎 駿 / Andersen, Hans Chrisrian

  Elliott Erwitt / Angelina Jolie

  Filippa Giordano / The Cardigans




【新世代歌姬‧Miz】


  2003年冬、僕はある液晶テレビのCMで流れる歌にすっかり心を奪われてしまった。どこまでも突き抜けていく歌声に心解き放たれた、でもいいのかもしれない。洋楽的な趣もあるそれは、メロディ、アレンジ、歌という、いい楽曲に要求される要素を高い次元で満たしていた。

  CMで外国人の少女が見つめる画面のなかにも登場していた女性の名はMiz、日本とスウェーデンのスタッフがひとつのチームと化して作り上げたデビュー曲『New Day』は、真のグローバル・スタンダードと呼ぶに値する楽曲である。

  現在のプロデューサーが数年前にスウェーデンの音楽出版社から楽曲の提供を申し出を受けたことが、すべての始まりだった。優れたソングライターの楽曲に見合うアーティストを捜し求めていた彼は、一昨年夏に知人の紹介でMizと出会い、そのキャラクターと才能に未知の可能性を感じ取ったのである。

「とある友人のスタジオで歌ってもらったんですけど、とにかく声が大きい。喋っている声も大きいし物怖じしないから誰とでも仲良くなれる。恐いものなしのエネルギーというか、人間としてエネルギーがある、と感じました」(プロデューサー)

  素顔のMizには華だけでなく、話通りのかしましさがあった。初対面の僕に臆することなく、プロデューサーが現地で撮ってきた写真を手に「ほら、こんなにも空が綺麗なんですよ」と話しかけてくる。でも、節度はある感じで、喋り声が大きいことも含めて、彼女の人懐っこさは寂しがり屋ゆえのものであるように思えた。

  北海道の北見で生まれ育ったMizは宮崎駿作品のサントラで音楽と出会い、洋画のサントラを通してアラニスやスティングの存在を知る。やがて『天使にラブ・ソングを2』でローリン・ヒルが歌っている姿を目の当たりにして、いまだかつてない衝撃を受ける。

「映画で歌ってる彼女に共感しちゃって、めちゃめちゃ泣きましたね。自分も歌をやりたいと思いました。でも、絶対無理だと思いながらも、なんとか自分もやりたいなという熱い想いは密かにありました」

  想い断ち切れぬまま年月が過ぎ、とあるオーディションへの出場を機にMizは上京、デビューのチャンスを得るのだが、一度実現しかけた夢はあっという間に消え去ってしまう。それでも高円寺のスタジオで一人歌っていたことからもわかるように、歌うことへの情熱が醒めることはなかった。音楽の志向もR&Bからハードなロックやパンクロックへと変わり、その一方でフィリッパ・ジョルダーノやサラ・ブライトマンなども聴いた。そして、知り合いの作家とのデモテープ作りにいそしむなかで現在のプロデューサーと出会い、二度目のチャンスが訪れる。

  昨年6月にプロデューサーとディレクターはスウェーデンの作家たちと打ち合わせをするべく、どうせならとMizを連れてスウェーデンに飛んだ。打ち合わせの場にはなぜかギターがあり、日本で数回練習した曲をプロデューサーの伴奏で歌った彼女は拍手喝采を浴びる。「ベリー・パワフル・ヴォイス! という感じで、みんなMizの声に惹かれた。その裏にあるパワーもそうですよね。ちっちゃい身体であんな声が出てくるのか、という印象が残ったんじゃないでしょうか」(ディレクター)

「もう一カ所、バックストリート・ボーイズとかを手がけているダニエル・ギヴソンの前でも歌ったんですけど、彼からも曲書くのでプロデュースさせてくれと言われて。彼女にはプレゼンスがある、スター性がある、輝きがある、と」(プロデューサー)

  それだけじゃない。Mizの才能に惚れ込んだ向こうのスタッフからはデビュー前にもかかわらず、スウェーデンでレコードを出してツアーをしようという話が持ち上がる。さらに、JVCからWORLD PC EXPOに流す映像の制作依頼を受けて、昨年8月に一行はバルト海に浮かぶ北欧最大の島ゴット・ランドに上陸する。現地のクルーは最初、“このちっちゃい日本の女の子はどうなんだろ?”と懐疑的だったものの、冒頭のシーンを取り終えるやいなや、彼女には輝きがある、プレゼンスがあると、またもや絶賛の嵐。クルーのテンションも一気に上がり、全員が一丸となって撮影に取り組んだ結果が『New Day』のプロモビデオである。なお、現地ではダニエル・ギヴソンのスタジオでレコーディングを行ない、その経験は後につながっていく。

  デビュー曲『New Day』はスウェーデンの作家チームが手がけたもので、オケを聴いたMizは爽やかさを感じると同時に、自身の人生とも重なる一場面を思い浮かべた。

「たとえば家に半年くらい籠もっていたとして、初めてカーテンと窓を開けたような。風が吹いてきて、新しい匂いを感じたり、そういうものでしたね」

  アコギを全編にフィーチュアした『New Day』はエモーショナルなAメロを経てサビで一気に開けていく展開もさることながら、英語と日本語をなんの違和感もなくミックスしたヴォーカルが素晴らしい。他の誰にも似ていない彼女のスタイルは普段から洋楽を歌っていることによって育まれたもので、発音に関してはバイリンガルのディレクターも太鼓判を押している。また『New Day』のヴォーカルレコーディングは日本で行なわれたのだが、Mizは以前ダニエルから言われた“全部脱ぎ捨ててやってほしい”を教訓にフィーリングだけで歌った。「自然体に戻れた感じがします。今は何も重しがないといいうか、すっぽんぽんな感じですね(笑)」

  Mizの歌に一点の曇りもないのは、そういう内面的なことが反映されているからであろう。歌詞の内容も新たな一歩を踏み出した今の彼女にふさわしい内容で、日本語詞は海外の作家が手がけた詞を自らの感性で訳したものだ。受け取り方は人それぞれだろうが、フセインが捕まった日、Mizはプロデューサーに“イラクはこれからが『New Day』なんですね”というメールを送っている。「少し前にテレビに出ていたイラクの女の子が、普通の生活が出来る日が来ればいいのにと言ってたんですよ。みんな『New Day』を求めているんだ。新しい日が来てほしいと願ってるのはMizだけじゃないと思ったし、その子の言葉が残っていて、言葉は違うんだけど歌詞に入っています」

  二度目のチャンスを信じたMizはさまざまな人との出会いを通して、今まさに新しい自分と出逢おうとしている。次は彼女が『New Day』を届ける番だ。まだ見ぬ人々のために。

「やっぱりたくさんの人に聴いてもらいたいから、日本やスウェーデンだけじゃなくて、世界各地に私の曲が広がればいいなと思っているんですけど」

(岡部昭彦)




1st Album〈Say It's Forever〉


  01. New Day

  02. Waiting For

  03. What's Going On

  04. If You Run

  05. Interlude

  06. Confusion

  07. Dreams

  08. Not You

  09. Say It's Forever

  10. Circles

  11. What's It To You?!

  12. In The Dark

  13. Got It



  在瑞典當地的音樂綜合榜得到第8名亮眼成績的日本新世代歌姬Miz用她的音樂也獲得了台灣歌迷的注目,Miz的首張專輯『Say It’s Forever 愛是永恆』在台灣發行之後更進入了台灣G-Music東洋榜的第7名,由此可見Miz的好歌聲也成功的擄獲了台灣歌迷的心。

  在充滿歐洲風格的歌曲中,清楚的英文咬字及發音再加上甜美的外型都不斷的讓人以為Miz是混血兒,但是Miz卻是在日本北海道土生土長的道地日本人,再談到自己的英文程度時,Miz表示當初是因為喜歡西洋音樂而努力的練習英文,而Miz對於自己成為歌手之後能夠演唱日本樂壇前所未見也是自己喜愛的的洋樂風的歌曲,Miz對於自己能夠與瑞典製作群相遇甚至合作都直呼不可思議。

  這位「日本出身、瑞典製作」的新世代歌姬Miz在台推出了首張專輯『Say It’s Forever 愛是永恆』之後經過電視媒體強力的曝光,也讓許多台灣樂迷開始注意起這個與眾不同的新聲音,在各大BBS甚至唱片公司的官方網站上都不斷湧進樂迷推薦Miz的歌曲及對她歌聲的讚美,除了各媒體強力放送的出道單曲「New Day」和第2張單曲「Waiting for」之外,網友們更是選出了他們最愛的收錄在專輯中的其他歌曲,像是與專輯同名的「Say It’s Forever」、極具速度感的「If you run」、充滿歐式搖滾風格的「CONFUSION」等等,收錄在『Say It’s Forever 愛是永恆』專輯中各種不同風格的歌曲,都讓台灣樂迷們更加喜愛Miz這位兼具堅強實力及甜美外型的東洋音樂新面孔。

  而10月初Miz也在日本正式開始了她的宣傳活動,在台場的活動中Miz現場演唱了4首專輯中的歌曲,而這場活動也是Miz出道以來首次直接與歌迷見面的現場活動。在訪談中Miz表示她很緊張,但是對於可以在大家面前驕傲的唱出自己滿意的作品,而台下的歌迷也都能聆聽她的歌聲,這對她來說就是最棒的事情了。在活動結束後,Miz也接受了台灣媒體的訪問,在訪談中Miz也表示她之前就來過台灣,而台灣朋友的熱情也一直讓她念念不忘,Miz更表示如果有機會她真的很希望可以帶著她的歌曲再次回到台灣跟所有人見面。

  在結束了日本的宣傳活動之後,Miz又再度飛往瑞典繼續創作屬於她的音樂,Miz表示她將會更努力的創作希望能夠做出更棒的歌曲,也希望台灣的歌迷能夠繼續支持她的音樂、喜愛她的歌聲。






以上資料來源:豐華唱片;日本官方本站(http://www.jvcmusic.co.jp/miz/)


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